
はじめまして、留髙 真弥です。
スウェーデンで車の営業をしています。
「叶う夢だから心に宿る」という言葉を信条に、私は夢や願いを叶える人生を送ってきました。大学生の頃に、短期留学から帰国後、遅い就職活動を始め、希望の会社を見つけましたが、すでに採用を締め切った後でした。
「今年の採用は終了しました」と人事部の方に言われましたが、どうしてもその会社で働きたかったので、「ひとりくらい余分に採用してみませんか?」と言うと、興味を持ってくださって面接に呼んで下さり、無事に採用されました。
世の中に既存のルールがあるのは事実だけれど、志が有れば熱量は相手に伝わるし、例外は自分で作れることもあるのだと感じました。
その会社は日本で全国展開している輸入住宅メーカーで、私は住宅営業としてスタートしました。
新入社員の頃に、お客様に「女の子じゃ話にならないよ。男性社員を連れてきて。」と言われ愕然。
悔しい思いをバネに、性別お客様ないことを証明すべく、ひたすら頑張りました。
色々な失敗をしながらも、ついに、営業成績で全社第2位を獲得。
その後、最年少かつ初の女性店長に就任しました。
部下の方には年上の男性の方々もおられ、最初はとても苦労しました。
心理学やマネージメントの本を読み漁り、周囲の方々のアドバイスもたくさんいただき、次第にチームがまとまっていきました。
そして、成績を出しながらも、朗らかな笑いが起こる楽しい雰囲気のチームが誕生。
他店の方々から、「自分も留髙店長の店で働きたい」と言っていただけるようになりました。
その住宅会社には80店鋪ありましたが、周囲の方々やチームメンバーの方々にも恵まれ、全社1位の店成績をおさめることができました。
住宅営業の仕事は好きでしたが、私には、スウェーデンで暮らしたいという長年の夢がありました。
この夢を夢のままで終わらせては、一生後悔すると思った私は、会社を辞職し、ついにスウェーデンに単身で移住しました。
英語もスウェーデン語もカタコトな状況でのスタートでした。
貯金を切り崩しながらの生活でしたが、貯金が底をつく前に、チョコレート工場の箱詰めの仕事に就くことができました。
昼勤と夜勤を繰り返す仕事でした。
そんなある日、郵便受けに、外国人労働者の調査をしているストックホルムの人材開発会社から手紙が届きました。
適性検査の筆記試験とインタビューの依頼でした。当日は夜勤明けで、そのまま調査に参加し、帰宅後、睡眠時間2時間でまたチョコレート工場に出勤というハードスケジュールな1日でしたが、どうしても受けた方が良い気がして参加しました。
すると、私のインテビューを担当した女性社員に気に入られ、なんとその会社で正社員として採用されることになりました。
小さな会社だったので、経理事務、受付け、マーケティングアシスタントなど様々な仕事を兼任で色々な業務を学びました。
しかし、数年後にその会社が赤字続きとなり、社員をリストラした為、退職。
語学もかなり身についた頃だったので、事務職ではなく、営業職の求人に求職。
外国人で、しかもスウェーデンでの営業経験が無い中で、なかなか採用してもらえない日々。
どうせなら憧れの会社に求職しようと思い、以前から惹かれていた高級車を販売している会社のストックホルム営業所に思い切ってコンタクトを取りました。
なぜこの会社で働きたいのかという熱い想いを伝えたところ、土日だけの営業アシスタントとして採用されました。
なんと、当時、その職にあった方を解雇して、私を採用してくださったことを後日、知りました。
その後、正社員となり、さらには正規の営業社員となりました。
日本とスウェーデン、言葉も文化も違いますが、営業として大切なことは同じです。
日本で営業として学んだことを、スウェーデンでも大いに活用しています。
おかげさまで、スウェーデンでも成績優秀者として度々、賞をいただき、幸せな日々を送っています。
でも、人生も後半になり、自分が幸せなだけで良いのだろうかと思うようになりました。以前の私と同じように頑張っている営業社員を応援したい、この人生で得たことをシェアして、今、頑張っている誰かのお役に立ちたいと思うようになりました。
営業は人と人との出逢いから始まります。
営業スキルや対人スキルだけではなく、その根底に必要なものがあります。
扱っている商品が何であろうと、国や文化が異なっていようと、変わらない普遍なものです。
私が長年、営業として身につけたことが、どなたかのお役に立てたら幸せです。
